第7回 カンボジアスタディーツアー
半年に1回のペースでイマトクカンボジアでは、日本の薬学部生のスタディーツアーを受け入れています。
柔軟に吸収できる学生の時にこのような体験を通して見聞を広げて頂きたいという思いから、カンボジアを旅行するだけではない、イマトクならではのツアーを組んでいます。
まずはカンボジアの国立病院の現状を知って頂くために、特定非営利活動法人ジャパンハートさんが運営される『ジャパンハートこども医療センター』を訪問させて頂きました。
カンボジアでは医療費が全て自己負担になるため、お金のない貧困層の方は十分な医療を受けることができません。
その一方で裕福な方々はカンボジア国内の医療を信頼できず、国外に診療を受けに行く流れがあります。
サンライズジャパン病院では、日本の高度な医療をカンボジアの地に定着する取り組みをされていらっしゃいます。
そのほかにも孤児院を訪問させて頂いたり、プノンペン市内の観光もご案内致します。
そして最後はシェムリアップ、アンコールワットで遺跡見学にも行きカンボジアをたっぷり味わって頂くツアーになりました。
参加した学生さんの感想
K大学 薬学部 Y. R. さん
様々な面からカンボジアでの医療や仕事、社会問題、歴史を学ぶことができました。自分の将来の選択肢が広がり、どんなことでも挑戦しようと強く思いました。また、治安や食事の心配をする事なく、安心して勉強できる環境を用意して頂き、ありがとうございました。
M大学 薬学部 A. T. さん
カンボジアの子供達の、過酷な環境の中でもそれを感じさせない笑顔と、元気に圧倒されました。また、学校に通う費用を自分で稼いだり、将来の夢をきちんと持って本気で自立しようと日々頑張っている姿に大変感動しました。自分自身の生活を思い返すと、恵まれた環境にありながらも、どこか物事に本気で努力できていなかったと改めて確認する機会になりました。